菜の花プロジェクトとは

滋賀で「菜の花プロジェクト」が誕生

1976年ごろ、琵琶湖の水質悪化が深刻化する中で、家庭から出る生活雑排水の問題を重視した消費者が中心になり、合成洗剤に代えて「せっけん」を使おうという運動が滋賀で始まりました。
やがて、住民・消費者団体・市町村などの協力を得て、家庭から出る廃食油を回収するための拠点はその数を増していき、廃食油回収の取り組みは滋賀県下各地に広がり始めました。

その後、ドイツでは1970年代に世界を襲った石油危機を教訓として、ナタネ油の燃料化計画を強力に進めていたのうけて1998年、愛東町が転作田に菜の花を植え、ナタネを収穫し、搾油してナタネ油に。
そのナタネ油は家庭での料理や学校給食に使い、搾油時に出た油かすは肥料や飼料として使いました。
廃食油は回収し、せっけんや軽油代替燃料(BDF)にリサイクルする、せっけんやBDFは地域で利活用する「菜の花プロジェクト」が誕生しました。

菜の花プロジェクト、全国各地へ

滋賀の「菜の花プロジェクト」を参考に、全国各地で同様の取り組みが始められました。
奈良では、奈良県環境県民フォーラム(以下県民フォーラム)の全体事業として、2005年9月より「菜の花プロジェクト」の取り組みが開始されました。
宙塾の管理する土地である北永井フィールドで、回収した廃食油で作ったバイオディーゼル燃料でトラクターを動かし、菜の花を農薬や化学肥料を使わずに栽培しました。
県民フォーラムの登録企業は食堂のコンポスト堆肥を提供して下さいました。
県民フォーラムの全体事業として行ったのは3年間で、その後はその分科会組織である「自然環境分科会」の中で取り組む事業となりました。
県民フォーラムの自然環境分科会に奈良県各地の多くの菜の花プロジェクト実施団体が参入するようになり、「やまと菜の花ねっと」というネットワーク組織が設立されました。

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